主催 長岡市消費生活センター
今回のテーマは「衣食住に関する便利な知識」。講師の廣重氏が、衣食住にまつわる最新動向を解説しました。まず衣生活については、平成28年12月から開始される新しい衣類の「取扱い表示」の概要を説明。続いて食生活に関連して、「食品ロス」の問題を取り上げました。日本では、「食べられるのに廃棄される食品」を意味する「食品ロス」が年間642万トンと試算されており、この量は日本が輸入している食品の量と同等だそうです。3つ目の住生活については、「不動産の売買で事業者が履行に着手した後は契約解除できない」など、暮らしにまつわる知識を伝えました。このほか、「通販を利用するときは事業者が返品ルールを設けているかを確認すること」といったダイレクトセリングに関わる知恵も紹介し、充実した講座となりました。
主催 MCSネット萩
当協会にはサプリメントを扱う事業者が多くあり、関心のあるテーマでもありました。機能性表示食品の登場により活況を増すサプリメント市場ですが、その有効性と危険性について詳しく分かりやすくご解説をいただきました。参加者は10名程度でしたが、講師の石橋氏が医師であることから、自分の健康状態やダイエットに関すること等の質問が飛び交い、大変有意義な時間となりました。サプリメントを正しく知って、上手に付き合い、健康な生活をおおくりください。
主催 伊達市消費生活センター
福島県では昨年の12月に市内で行ったセミナーに続いて2か所目の開催となりました。雨模様の中、予定していた30名の方、ほぼ全員が来場、冒頭の当協会からの挨拶も温かく耳を傾けてくれました。廣重講師から出された「自己紹介ゲーム」でも、素直に熱心に取り組む姿勢は、穏やかな地域制やコミュニケーション力を感じさせてくれるものでした。一方、悪質な事業者の勧誘に対しては、毅然と断ることが肝心であり、その使い分けこそが、消費者力であると感じさせてくれました。今回のセミナーが好評とのことで、終了後すぐに続編として「消費者力を高めようⅡ」の10月開催が決定しました。再度お目に掛かれる日を楽しみにしています。