「認知症と成年後見人制度 民生委員がつなぐ先にある就活物語」

主催 柏崎市民児協 枇杷島半田地区民児協
 今回は初の試みとして民生委員の方々の研修会の要請を受け実施しました。お集まりいただいた約50名の方は民生委員として地域で活動されている方々で、様々な問題に直面されている中、一番、関心の高い問題がテーマのとおり「認知症と成年後見人制度」です。講師の張氏は江戸川区市民後見人の会代表をされる中、ご自身もお二人の後見人をされている経験から、実践的で役立つ知識をいただきました。中でも、成年後見人の職務(義務と権限)、制度のメリットとデメリットなど、分かりやすくご説明され、民生委員と地域包括支援センターの連携などについても、フローチャートでご解説をいただきました。地域でボランティアで活躍される委員の皆様の一助となったものと思います。

「衣食住に関する便利な知識」

主催 伊達市消費生活センター
 10月25日の長岡市に続き、講師の廣重氏が衣食住に関するタイムリーな情報を提供しました。衣生活に関連して、経済産業省が子ども服のひもの安全基準に関わるJIS規格を作成したことを紹介。近年、子ども服のひもが原因で起きる事故に注意が向けられているそうです。住生活に関しては、「賃貸のアパートを退去するとき、クロスの張替代などを請求されたが、敷金から相殺して支払わないといけない?」というクイズを出題。正解は「支払わなくてもよい」。張替代などの費用は月々の家賃に含まれているため、敷金から差し引くのは誤りだそうです。このような大事な知識について、廣重氏は楽しいクイズ形式で解説。参加者の反応は大きく、質疑応答も活発に行われました。

「衣食住に関する便利な知識」

主催 長岡市消費生活センター
 今回のテーマは「衣食住に関する便利な知識」。講師の廣重氏が、衣食住にまつわる最新動向を解説しました。まず衣生活については、平成28年12月から開始される新しい衣類の「取扱い表示」の概要を説明。続いて食生活に関連して、「食品ロス」の問題を取り上げました。日本では、「食べられるのに廃棄される食品」を意味する「食品ロス」が年間642万トンと試算されており、この量は日本が輸入している食品の量と同等だそうです。3つ目の住生活については、「不動産の売買で事業者が履行に着手した後は契約解除できない」など、暮らしにまつわる知識を伝えました。このほか、「通販を利用するときは事業者が返品ルールを設けているかを確認すること」といったダイレクトセリングに関わる知恵も紹介し、充実した講座となりました。

「薬とサプリメント」

主催 MCSネット萩
当協会にはサプリメントを扱う事業者が多くあり、関心のあるテーマでもありました。機能性表示食品の登場により活況を増すサプリメント市場ですが、その有効性と危険性について詳しく分かりやすくご解説をいただきました。参加者は10名程度でしたが、講師の石橋氏が医師であることから、自分の健康状態やダイエットに関すること等の質問が飛び交い、大変有意義な時間となりました。サプリメントを正しく知って、上手に付き合い、健康な生活をおおくりください。