「薬剤師に学ぶ 薬と健康食品の正しい知識」

主催 沼田市消費生活センター

こちらも最近とても人気のあるテーマのひとつです。講師は薬剤師であり、当協会の顧問でもある千葉一敏氏です。まず、驚いたことは医者からもらった医薬品が非常に無駄になっている現状です。日本の残薬損失は何と年間500億円以上です。かといって、あまった薬を他人に飲ませることは間違いですが、けっこう家族で使いまわしている人も多いと思います。医師の診断によって処方される薬は「あなたの症状を確かめ、あなたのためだけに選んでくれたもの」です。あまった薬は次回、処方される時に正直に医師に伝えることや、捨てる場合であってもゴミ箱に捨てず、薬局に持っていくことが良いとのことです。また、ジェネリック医薬品は「品質、効き目、安全性が同等な薬」であるので積極的に使ってよいこと、加えて健康食品の分類としての保健機能食品の有効性や上手な摂取の目安、ビタミンやミネラルは自分の体では作れず、食事や健康食品で摂取するしかないことなど、 とてもためになる知識が得られました。講義の後には熱心なご質問が続き、皆様の関心が高いことを実感しました。

「お墓・エンディングノート・終活について」

主催 石川県河北郡内灘町役場
 内灘町が主催する生涯学習は「はまなす大学」という名称で年回15回、様々な講師による多彩な講義が行われ、40年の歴史があるとのことです。生徒さんはご高齢ながら熱心に参加され、参加人数も160名という本プロジェクト始まって以来、最大規模のセミナーとなりました。テーマは最近、人気の「終活とエンディングノート」です。講師の張氏は江戸川区の市民後見人としてボランティア活動をされる中で、人の死に関わり、終活に関する早めの準備の大切さを説きます。講義内容は終の住まい、葬儀、相続、お墓に関すること、等、誰もが関心のあることですが、その中でも、思わぬ落とし穴があり、注意すべきポイントを解説しました。例えば、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)のサービスの中には、介護が含まれていない契約があることや、エンディングノートを作成しても何処に保管しておくか、という問題です。死後、ノートの存在に気づいてもらえなければ意味を成しませんし、エンディングノートは遺言書ではない、ということも重要なポイントです。ご参加いただいた皆様には参考になったことと思います。

「終活について」

主催 大館市市民部市民課 生活相談係
悪質な事業の被害に遭わないように、賢い消費者育成のサポートを目的に発足した本プロジェクトも回を重ねるとともに、テーマに関するニーズが多様化しています。その中でも、最近、特に人気があるのが「終活とエンディングノート」です。講師の張氏は江戸川区の市民後見人としてボランティア活動をされる中で、人の死に関わり、終活に関する早めの準備の大切さを説きます。講義内容は終の住まい、葬儀、相続、お墓に関すること、等、誰もが関心のあることですが、その中でも、思わぬ落とし穴があり、注意すべきポイントを解説しました。例えば、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)のサービスの中には、介護が含まれていない契約があることや、エンディングノートを作成しても何処に保管しておくか、という問題です。死後、ノートの存在に気づいてもらえなければ意味を成しませんし、エンディングノートは遺言書ではない、ということも重要なポイントです。ご参加いただいた皆様には参考になったことと思います。

「悪質商法の被害にあわないために」

主催 山口県県民生活課消費生活センター
 平成29年度消費者リーダー養成講座の一環として「悪質商法の被害にあわないために」のテーマで開催されました。 萩市の消費者モニターとして2年間の任期を終了し、これから消費者リーダーとしての活躍を目指し女性20名男性2名の参加がありました。 講座では商品を購入した例題を挙げ、例題ごとに解約できる契約なのかどうかを、クイズ形式で学んだり、傾聴の仕方を2名一組でロールプレイングしながら体験したり、盛り沢山の内容を皆さん熱心に受講されていました。 最後に講師の廣重氏は、悪質商法の被害にあわないためには賢い消費者が増えることが大切、学んだ知識を皆さんも近所の方に広めていってくださいと話されました。

「ジェネリック医薬品とサプリメント」

主催 平塚市市民部市民情報・相談課
 ジェネリック医薬品はどのように認可され、価格設定されているか等、一般的にあまり認識のない内容についてご説明いただきました。まず、ジェネリック(後発医薬品)は先発医薬品の有効成分の特許が切れたことにより、安くできること、但し、有効成分以外の特許が切れていなければ、全く同じ物はできず品質に違いがあること、認可に関してヒト試験データは免除されているとのことです。その後、参加された方は関心が高く、処方された薬の副作用や量、複数の種類が処方されているが全部服用するべきか、等々、非常に熱心な質問がありました。後半のサプリメントではその種類や有効性と、上手な利用方法について解説されました。