消費者対応力中級講座を東京・大阪で開催しました (2017.10.30)

消費者問題へのスキルアップを目指す「消費者対応力中級講座」を10月30日に東京で、11月13日に大阪で開催しました。 連鎖販売や宣伝講習販売、訪問販売企業のコンプライアンス部や相談室担当者、営業部の方など消費者に接する部署の方や連鎖販売のリーダークラスのメンバー(販売員)の方が広く参加し、46人が法律講座とスキルアップ講座の2部構成の講座を受講しました。
法律講座では「民法、消費者契約法、特定商取引法、薬機法」等の消費者関連法について一般社団法人 消費者力開発協会の廣重美希氏から講義を受けました。
スキルアップ講座では公益社団法人 消費者関連専門会議(ACAP)の理事 アサヒビール㈱品質保証部お客様相談室担当副部長 羽鳥 敏彦氏から「アサヒビールのお客様相談室の体制について」をテーマにレクチャー、グループワークでは「自社または自分の課題と取り組みについて」をテーマにACAP理事 企業研修委員長 羽鳥敏彦氏、ACAP執行委員 企業研修員会副委員長 事業者相談事業講師 松岡信行氏をグループワークアドバイザーに招いて参加者同士でディスカッションしました。
受講者の感想
<法律講座について >
・事例を挙げた説明がわかりやすかった
・消費者センター側の話を具体例を挙げて説明していたのが良かった
<スキルアップ講座について>
・他社の対応策を情報共有できて良かった。
・大手企業のお客様に対する取り組み方が参考になった」

全国流通直販協会は、ネットワークビジネス、宣伝講習販売、電話勧誘販売、戸別訪販などの販売会社を対象に81年に発足しました。
特定商品取引法や薬機法のコンプライアンス教育を行ったり、クーリングオフ制度や中途解約の相談に応じることで、
サプリメントや化粧品など健康商材、美容商材を扱うダイレクト・セリング業界の育成を続けています。