過去のセミナー

テーマ 「悪徳商法・不当請求の未然防止や対処法」
開催日程 2023.11.16
開催場所 日立シビックセンター6階 集会室
開催時間 13:30から15:00 参加者19名
講師 廣重 美希氏
概要 主催:日立市消費生活センター
ネット利用のワンクリック詐欺、原野商法、総合消費料金未納詐欺、国税庁偽メール、老人ホーム入居 詐欺、 国際ロマンス詐欺、海産物送り付け商法、等の事例を挙げてお話しいただきました。続いて、「断り方」を考えるゲームを行いました。受講者からは「被害にあわないためにしっかり心得ておかないと、と身が引き締まった」との感想をいただき、好評を得ました。
テーマ 「発酵食品で免疫力アップ! ~食生活からみる中高年のアンチエイジング~」
開催日程 2023.11.15
開催場所 萩市総合福祉センター 多目的ホール
開催時間 10:00から11:30 参加者54名
講師 中西 載慶氏
概要 主催:萩市消費生活センター
中西講師の今回のテーマは昨年のセミナーの続編として、発酵食品を深堀りする内容となりました。日本人の知恵と技の結晶が麹菌であり、日本の食文化の根源である味噌、醤油、酒、みりん、酢、麹漬物、の元であること、代表的な発酵食品である鰹節は偶然の結果から生まれた。くさや、やすんき漬けは塩が貴重品ゆえに生まれた。酒を調味料に変えた知恵、等のお話は大変面白く勉強になりました。参加者からも「楽しく学べた」「発酵食品の歴史や大切さが分かった」、また、「中西先生のお人柄に癒された」等の感想をいただき、大好評を得ることができました。
テーマ 「インターネットなど通信販売の事例と相談対応について」
開催日程 2023.11.15
開催場所 Zoomによるオンライン授業
開催時間 10:30から12:00 参加者27名
講師 市川 伸一氏
概要 主催:若手県立県民生活センター
岩手県内の消費生活センターに勤務する27人を対象に開催。市川伸一講師が説明した内容をご紹介します。今年6月の特商法改正では、テレビや新聞の広告を見て電話を掛けてきた人に、広告以外の商品の購入を勧める「クロスセル」、別の価格の高い商品を勧める「アップセル」が電話勧誘販売規制の対象になりました。また、初回の低価格購入の契約をしたら一定期間の購入契約が含まれている「定期購入」や「サブスク」がらみの相談が多く、2022年は9300件で、前年から80%増加しました。今年10月、改正景表法のステマ規制も始まりました。アフィリエーターやインフルエンサーが第三者を装って商品宣伝をすることを規制するものです。健康商材についての広告は強調表示の傾向が見られます。明確な根拠を示すことが不可欠でそれがないと優良誤認になります。健康不安や医者不安を煽るものも多くあります。これらは、薬機法違反だけでなく健康増進法の違反にもなります。健康増進法でも、著しく事実に反して誤認させる表現を「不当表示」として禁止しています。また、ネット通販においては消費者が最終確認画面を記録することが不可欠です。そのやり方を指導することが必要でしょう。と解説しました。
テーマ 「ジェネリックとサプリメントの上手なとりかた」
開催日程 2023.10.22
開催場所 長太大木集会所
開催時間 10:30から12:00
講師 今川 良枝氏
概要 主催:鈴鹿亀山消費生活センター
今回のセミナーは長太町の集会場での講演とあって地元のご高齢の方が大半で、開始、15分前までは会場にはお一人しかおらませんでしたが、その後、次々に来場されて、開始ごろには30名を超えていました。今回のテーマであるジェネリック医薬品は効き目も安全性も同等な後発医薬品で、先発医薬品と差はないこと、製品によっては服用しやすいように大きさや味・香りなどを改良したものもあり、開発費用が少ないために低価格で処方されているので、医師や薬剤師に言ってほしい、とのことでした。また、サプリメントは健康維持・増進に役立つもので、医薬品のような効果を期待するのではないが、自分にとって必要な成分を手軽に摂取することができる利点があるので、 食事量が減った高齢者には適したものである、 との説明もありました。最後に健康は目的ではなく、生活の質を維持・向上させるための手段である、との正しい認識をもって楽しく、元気に過ごしていただきたい、と締めくくりました。
テーマ 「広告とインターネットの裏側 教えます ~これで大丈夫。いえ、それが危ないのです。~ 」
開催日程 2023.09.22
開催場所 石川県幸町庁舎2階 消費生活支援センター大研修室
開催時間 13:30から15:00 参加者35名
講師 張 公明氏
概要 主催:石川県消費生活支援センター
石川県が主催する消費者セミナーの今年度の第三回目のセミナーに講師派遣のご協力をさせていただきました。講師の張氏は引き出しの数が多く、特にお墓や終活をテーマにご講演いただく機会がありますが、今回はインターネット広告についてお話しいただきました。まず、消費者を守る広告の三大不当表示の規制として⓵「優良誤認表示の禁止」②「有利誤認表示の禁止」③「その他、誤認されるおそれのある表示」が規定されており、更に③の種類として、今年10月にステマ広告規制が追加されたことを説明しました。同規定は一般消費者が事業者の表示であるとは見えない、例えば、あたかも消費者の感想のようにな表現で安心させる手法です。また、未だトラブルが絶えない、詐欺的な定期購入商法についても、事例を挙げて注意喚起されました。

全国流通直販協会は、ネットワークビジネス、宣伝講習販売、電話勧誘販売、戸別訪販などの販売会社を対象に81年に発足しました。
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